グアムの陸上生物【2020年冬】

寒い日本の冬から逃げるために、1月にグアムに行ってきて、生き物探しをしてきました。
海の生き物たちにはもちろんたくさん出会えたのですが、ちょっと種類が多すぎて書くのが大変なのでひとまず、見つけた陸上の生き物について書いていきます。
哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、昆虫と盛りだくさんになっています。
哺乳類
グアムは本来哺乳類はあまり多く住んでおらず、コウモリくらいらしいですが、野生化したやつや、半野生で飼育されている生き物もおり、なかなかビックリする出会いもあります。
水牛

グアムでは水牛のオブジェをところどころで見ますが、本物もいます。
現地語ではカラバオと呼ばれます。
南部の大通りを走っていると、急に道脇の草むらに水牛がいたりしてビックリします。
多くは家畜で、ひもに繋がれていますが、野生化した個体も多いらしいです。
野良犬

あと多いのは野良犬です。
グアムの中心地であるタモンやハガニアを出ると、結構どこでも遭遇します。
どんな国でも犬を飼いきれず逃がしてしまう人が多いんですね。

凄まじく暑い中すやすやと眠っている子も。
野生には見えませんね。

攻撃されることはありませんでしたが、レンタカーで走っていると普通に道を横切ってくるので事故が怖いです。
グアムで狂犬病はないらしいですが、絶対はないので警戒するに越したことはないでしょう。
ウサギ

タロフォフォの滝を見に行ったときに出会った子です。
在来種ではないと思いますが、森の中からとび出てきて、また戻っていったので、野生化しているか、放し飼いされているのかもしれません。
とりあえず、元ペット感は漂っていました。
鳥類
鳥はいろいろいたものの、あまり探していなかったので、少なめです。
ニワトリ

グアムには野生化したニワトリが大量にいます。
気持ち的には日本のハトより簡単に見つかります。
なぜなら、結構うるさいからです。
タモンやハガニアの中心地を出ればどこにでもいた印象です。
山の中でも見ました。

しかもこの季節限定なのかは分かりませんが、ひよこを連れている親鳥が多く、道を横切ったりもするので危なっかしいです。

ドライブの途中、道の真ん中に親とはぐれたヒナを見つけ、車が近づいても逃げなかったため、道の脇に逃がしてあげましたが、子供だけで生きていけるのでしょうか、、、
ちなみにその後、ちゃんと手は洗っています。
シロアジサシ

きれいな白い鳥ですね。
ハガニアのハーバーの脇の木にいました。
シロアジサシはカモメの仲間で、ハガニアの周辺では結構な数が飛び回っていました。
シギかチドリの仲間

タロフォフォの滝の滝の中腹らへんにいたシギに近い仲間です。
スズメ

グアムにもスズメはいました。
日本のスズメに比べて気持ちくすんでいるようにも見えます。
アヒルの仲間

バリカンというカモの仲間です。
この個体はタロフォフォの滝にいたもので、おそらく放し飼いされているのでしょう。
ニワトリのような顔をしているということでたまにテレビでも取り上げられる種類です。
全く知らなかったので、テレビを見るまで完全にアヒルだと思い込んでいました。
グアムの鳥一覧


タロフォフォの滝の施設では親切にもグアムの鳥類一覧が紹介されていたので、ご紹介します。
グアムでは他にも、グアムだけに生息する飛べない鳥、ココバードなどが生息し、野鳥探しも楽しいかもですね。
爬虫類・両生類
トカゲ

グアムではこのトカゲをたくさん見かけました。
ニホントカゲとよく似ています。
日が当たるところであればほんとにどこにでもいました。
三協ガーデンやタロフォフォではどこを見てもちょろちょろしていましたし、タモンのビーチ脇にもいました。
ちなみにこの個体はセッティ湾展望台で捕まえた子です。

捕まえると死んだふりをしたりします。
尾をつかむと切って逃げるので、捕まえるときは体全体を覆うように手のひらをかぶせましょう。

卵も見つけました。
カエル

カエルもたまに見ました。
タモン周辺でも山でも。
ソレダッド砦あたりでは轢かれたヒキガエルが何匹も、、、
マングローブオオトカゲ
今回出会うことはできませんでしたが、マングローブオオトカゲがグアム北部を中心に生息しているらしく、運がよければ1メートル超えの個体に出会うこともできるかもしれません。
昆虫
昆虫もいろいろといましたが、写真に残っているものだけでもご紹介します。
チョウの仲間いろいろ

マルバネルリマダラ。
グアムでは森の中のトレッキングや三協ガーデンでも見ました。
レンタカーで走っていてもチョウは良く見るのですが、この種類が多かったように思います。

シロオビアゲハ。
集団で水を吸っています。
熱帯域に広く分布しているチョウになります。

ヒョウモンドクチョウ。
この子は本来南北アメリカ大陸生息する種で、何らかの経緯でグアムに持ち込まれた外来種であると思われます。

ヤエヤマムラサキの幼虫。
この子たちがこの植物には大量についており、なかなかスゴイ景観でした。
その他昆虫

ハチの仲間。
刺されることはなかったですが、山道のいたるところで出てきて威嚇してくるので、少し怖かったです。
山歩きの時は注意する方がいいかもです。

カマキリの仲間です。
種類は不明。

バッタの仲間。
樹上性のようでした。

ツユムシの仲間でしょうか。

グアムのハエです。

クモです。
もはや昆虫ではありませんが。
クモも熱帯の島らしくいろいろいました。
その他

グアムでは海岸近くのあらゆるところにこのような穴が開いていましたが、なんの穴なのでしょうか?
カニでしょうか?
生き物関連なのは間違いないと思うのですが、、、
ちなみに直径10cmほどのものもあります。

グアムの川魚。
グアムのタロフォフォでは戦後28年間、グアムのジャングルで穴をほり隠れ住んでいた横井さんという方がいるのですが、この方の穴の脇の川にいた魚です。
横井さんもこの魚を食べて生きていたのでしょうか。

マーボー洞窟に向かう途中の虫こぶだらけの植物。
まとめ
今回はグアムで見つけた陸上生物たちをまとめてみました。
郊外に出ると、そこらじゅうでトカゲがちょろちょろし、チョウが飛んでいるので、自然を強く感じることができます。
あとはヤシガニなんかも生息しているので、探してみたかったですね。
調べていたポイント数か所にことごとく行けず、、、
みなさんもグアムに行ったら海だけではなく、陸上の自然にも目を向けてみてください。
レンタカーで行けるグアムの本当におすすめする自然スポット7選をこちらにまとめているので、良かったらご覧ください。
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