奈良県でシマヘビを採集【2020年初夏】

2020年5月30日ヘビ,奈良,関西

奈良県でシマヘビを採集

シマヘビを捕まえました!

最近、ヘビを見つけてもアオダイショウやヤマカガシばかりで、あまりシマヘビと出会うことがなかったのですが、久しぶりに出会えたのでその採集の経緯について書いていきます。

捕まえたと言っても、シマヘビは気性が荒い個体が多く、捕まえた個体も例にもれず、攻撃的だったので、ハンドリングには不向きかなと思い、その場でリリースしています。

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シマヘビとの出会い

今回シマヘビと出会えたのは奈良県です。

そもそも奈良県に行った目的は、大台ケ原での登山だったんですけどね。

帰りに生き物探しも兼ねて、川上村でドライブをしていたら、思いがけず出会ってしまいました。

ドライブ中に道の上を歩いていたシマヘビ
ドライブ中に道の上を歩いていたシマヘビ

こちらの画像はドライブレコーダーにて捉えたもので、道を横断するシマヘビが写っています。

窓ガラスの反射などもあり、分かりづらいですが、道の真ん中に細い線みたいなものが見えると思います。

分かるでしょうか?

ドライブ中に道の上を歩いていたシマヘビ(赤枠内)
ドライブ中に道の上を歩いていたシマヘビ(赤枠内)

答え合わせです。

こちらの赤枠内の細長いものがシマヘビになります。

ヘビを踏まないように気を付けて、邪魔にならないスペースがあるところで車を駐車し、捕まえに行きます。

見つけてから車を停めて向かうまでは、「早くいかなきゃ!」といつも焦ってしまいますが、できるだけ冷静を保つようにしています。

他の車の通行を妨げたり、事故にあうことは、絶対に避けなければいけませんからね。

今回はラッキーなことに、10メートルほど離れたところに広いスペースがあったので、そこに車を駐車し、すぐに現場に向かうことができました。

道路脇の側溝中を移動するシマヘビ
道路脇の側溝中を移動するシマヘビ

現場に行くと、道路上にはもういませんでしたが、道路脇の側溝中を移動していました。

ここで、まずすべきことは種類を確かめることです。

万が一、このヘビが毒ヘビで、噛まれたら大変なことになりますからね。

今回は模様や体格、目などを見て、すぐにシマヘビであると判断できたので、捕まえることにしました。

ちなみにシマヘビは気性は荒いものの、毒はないので採集による危険度は低いです。

もし、ヘビの種類が判断つかなかった場合、絶対に触らないようにしましょう。

シマヘビの捕獲と観察

ヘビの捕獲方法はいろいろとあるものの、安全な方法はやはり捕獲用の棒などを使い、遠隔で捕まえることだと思います。

とはいえ、もちろんそんなものは常備していないので、素手で捕まえることにします。

しっぽをつかんでシマヘビを捕獲
しっぽをつかんでシマヘビを捕獲

必ずしも安全な方法ではありませんが、私はヘビを捕まえるときは、しっぽを掴んで捕まえています。

これはヘビの危険な部位(少なくとも私の捕獲対象であるアオダイショウやシマヘビ)は牙だけだと思っているので、牙が私の体に届かなければ問題ないと考えています。

もちろんヘビはしっぽを掴まれても、体全体をダイナミックに動かし、攻撃してきます。

ただし、確実に自由は奪えるため、慣れれば、重力と遠心力をうまく使って、ヘビの攻撃を完全にシャットアウトできます。

今回、ヘビを捕まえた場所が道路上だったので、しっぽを掴んで安全な場所まで移動しました

ちなみに、飼育用として家に持ち帰る場合は、しっぽを掴んで、そのまま洗濯ネットに入れて持ち帰っています。

シマヘビ
シマヘビの観察

さて、このシマヘビは持ち帰る気はないので、安全なところに連れて行って観察することにします。

今回捕まえた個体もそうですが、一般的なシマヘビは淡い褐色の地に、黒い縦線が4本入ります。

とはいえ、色彩変異個体(アルビノやメラニスティック)、個体差、地域差などもあり、バリエーションは割とあります。

目の虹彩が赤いのも特徴の一つで、この個体も虹彩の赤みがはっきり出ていて分かりやすかったです。

シマヘビについて

せっかくなので、シマヘビについて簡単にご紹介します。

シマヘビは日本固有種ですが、全国的に生息する上、田んぼ、畑、森、河川敷など、様々な環境に適応します。

どちらかというと、山よりは田んぼに多いイメージです。

飼育もそれほど難しくはないですが、気性が荒い個体が多いので、飼ってもで触れ合いづらいのが難点です。

野生ではカエルを好んで食べる種になりますが、飼育下ではマウスで飼育可能です。

無毒ではあるものの、口内にどんな菌がいるのか分からないので、噛まれないような配慮は必要で、万が一噛まれたらきちんと消毒するようにしましょう。

まとめ

奈良県でシマヘビを採集したので、その流れをまとめてみました。

今回は、道路上で出会ったシマヘビを採集しましたが、道路に出ているヘビを探して採集する方法は、ヘビの採集方法として割と合理的だと思っています。

というのも、森や田んぼなどでヘビが潜んでいる場所を探す方法では、マムシやハチなどの危険生物との遭遇する可能性もありますし、足場が悪ければ転倒などによる事故の元にもなります。

一方、道路上に出ている個体を探すだけなら、事故さえ気を付ければ安全・快適ですし、自然環境を荒らすこともありません。

ただし、道路にヘビがいても意外と気づきづらいので、見逃して轢いてしまわないように注意しましょう。

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2020年5月30日陸探索ヘビ,奈良,関西

Posted by lunalion