【徹底解説】タロフォフォの滝公園~グアムにある謎の観光施設~
タロフォフォの滝公園(Talofofo Falls)、それは、グアム島南部の深い山の中にあります。
かなり有名な観光地ではありますが、同時に相当謎な施設だと感じました。
横幅が大きく、迫力のある滝がメインかと思えば、歴史を学べる施設があり、お化け屋敷があり、過激な19禁施設があります(グアムでは18禁より19禁がメジャー?)。
ぶっちゃけ、滝はおまけみたいなもんでした。
もちろん滝も見ごたえはあるんですけどね。
全て見て回ろうとすると、森の中を歩く時間も長いので、自然散策代わりにもなります。
そんなタロフォフォの滝を一周してきたので、徹底的に解説します。
そしてこういった自然豊かな場所では、普通に歩いているだけでもたくさんの生き物に出会えます。
最後に見つけた生き物たちを紹介します。
タロフォフォの滝公園への行き方
タロフォフォの滝公園はグアム南部のタロフォフォという地方にあります。
グアム南部の中心地はほとんどが山ですが、タロフォフォの滝公園はその山の中にぽつんとある公園です。
大抵の方が南部一周の観光ツアーやドライブで訪れることになると思います。
駐車料金は無料で、駐車場は無駄に広いので、レンタカー運転できるのであればレンタカーで来るのが安上がりで自由でいいでしょうね。
グアムは運転しやすくていいですよー。
料金は一人20ドルくらいだったと思います。
ほぼ貸し切り状態で、いろいろな変わった経験ができたので、個人的には高いとは感じませんでしたが、クオリティが高いわけではないのでどう考えるかはあなた次第です。
それではタロフォフォの滝公園での冒険スタートです。
タロフォフォの滝公園を全部まわってみた
グアム島の南部をぐるーっとレンタカーを走らせ、自然の中を気持ちよく走っていると到着しました。
ここがタロフォフォの滝公園の入り口になります。
このようにめちゃくちゃ広い駐車場がある中、車はほとんどありません。
おそらくこの時、私たちを除いたらお客さんは一組だけでした。
しかも公園内部もかなり広いので、見かけることはあっても、ほとんど貸し切り状態です。
料金を支払って入場すると、周る施設の順番を教えてくれます。
その指示に従って一つずつ見ていきましょう。
ラブランド(Love Land)
英語でLove Landらしいので読みはラブランドでいいでしょう。
なお地図にはラブランド―と書いてありました。
日本語が全体的に怪しかったので、海外あるあるのかなり雑な翻訳をしているのでしょう。
なお、このラブランドですが、事前情報を調べずに行ったら19禁と言われたので、どんなやばい場所なのかワクワクです。
19禁とは日本で言う、18禁みたいなもんですね。
グアムバージョンです。
ラブランドの扉をくぐるとそこには、、、
どーん!
だーん!
ばばばーん!
こんな感じのかなりアダルトな像が数え切れないほど並んでいます。
しかも道がかなり長い。
数百メートルは歩きました。
永遠にこの像達を見せられながら、、、
ちなみにラブランドからの景色が以外と良かったりします。
お化け屋敷(Ghost House)
続いてお化け屋敷です。
タロフォフォ版日本語訳では化け物ハウス。
入った時サングラスをつけっぱなしだったのを忘れ、真っ暗で道すら見えず、めちゃくちゃ怖かったです。
お化け屋敷に入る時は絶対にサングラスを外しましょう。
遭難しかねません。
まあ、怖さはそこそこ。
機械仕掛けのお化けが断続的に出てくるだけのものです。
感覚的にはナガシマスパーランドのお化け屋敷に近かったです。
ケーブルカー(Cable Car)
ラブランドとお化け屋敷を堪能したら、次はケーブルカーで滝や横井ケーブを見に行きます。
ロープウェイですね。
いい景色を眺めながら数分間のケーブルカーの旅です。
中の乗り方次第で、めちゃくちゃ傾いたりしておもしろい(こわい)です。
乗り込むとき、普通に地面に擦ったりしてましたし、設計大丈夫なのでしょうか。
タロフォフォの滝(Talofofo Falls)
ケーブルカーを降りると、左右に二つの滝が見えます。
第一の滝、第二の滝と呼ばれる滝たちです。
厳密には第二の滝をはじめに見て、最後に第一の滝を通ることになりますが、面倒なのでまとめてしまいましょう。
第一の滝 fromロープウェイです。
水はそんなにきれいではありませんが、熱帯雨林のジャングルの川なんてそんなもんでしょう。
滝は横幅も広く、迫力があります。
第一の滝 from 吊り橋。
タロフォフォの滝公園では川の両側を行ったり来たりするので、吊り橋が二か所かかっています。
例にもれず、かなり揺れるので楽しいです。
ちなみに陸がある限り、かなり滝の近くまで行くことができます。
第二の滝です。
高さは第一の滝ほどではありませんが、横幅はさらに広がっているでしょうか。
横に広すぎて、もはや人口の滝かと錯覚します。
横井ケーブ(Yokoi Cave)
続いて、この公園のメインの一つ、横井ケーブです。
このタロフォフォは、第二次世界大戦時にグアムに乗り込んだ日本兵である横井庄一さんが、ジャングルの中でずっと隠れ住んでいたことで有名です。
終戦したことを知らず、この写真のように小さな穴を掘り、28年間という長期間、実に29歳から57歳まで、ジャングルの中で隠れて生活していたということです。
このタロフォフォの滝公園では、横井さんが住んでいた穴を横井ケーブと呼び、レプリカを展示しています。
それでは見に行きましょう。
横井ケーブまではこのような森の中の細い道を、300メートルほど歩いて行きます。
いやあ、こんなとこに隠れ住んでいたらそりゃ見つからないですよね。
こんな感じの穴を掘って生活していたみたいですね。
脇にはタロフォフォの滝の下流部にあたる川が流れています。
川魚が結構泳いでいました。
こんな魚たちを食べて生活していたのかな、と想像してしまいます。
ちなみにこの横井ケーブはあくまでレプリカで、本物はもっと奥地にあるとか。
ギフトショップ、休憩所(Gift shop, Cafeteria)
暑い中、横井ケーブから山道を300メートル折り返してきて、ギフトショップに行きました。
お土産がかえたり、アイスや軽食も食べられる場所になっています。
価格が高いのでここはスルーです。
店の外にも屋根付きの休憩所がいくつも並んでいましたが、誰も座っていませんでした。
それはそうでしょう。
そもそも客がほとんどいないのだから。
土曜日なんですけどね。
ホント快適です。
グアム歴史館(Guam historical museum)
休憩所の横にあるのがグアム歴史館です。
ここの何がいいって、フィギュアと絵だけでほとんど完結しているところです。
説明もほとんどなく、想像を駆り立てます。
戦争で日本が敗戦し、タロフォフォの滝の前で日本兵が自害している様子もしっかり表現されています。
帰り
最後にケーブルカーに乗って帰りましょう。
次の客がケーブルカーから降りています。
このくらいの時間から新しい人たちがちょこちょこ来ているみたいでした。
午前中だったから空いてたのかな?
タロフォフォの滝公園で出会った生き物たち
タロフォフォの滝公園は大自然の真っただ中にあるだけあって、ただ歩いているだけなのに、いろいろな生き物を見ることができました。
最後にまとめて紹介します。
ラブランドにいたトカゲ。
エッチな像もたくさんありましたが、トカゲもたくさんいました。
ニワトリみたいな顔とアヒルみたいな体を持つこの鳥はバリケンといいます。
カモの仲間です。
初めて見たので、アヒルの亜種かと思いました。
おそらく家畜化されている個体でしょう。
滝あたりでうろうろしています。
滝には野生の鳥もいます。
シギの仲間です。
何かつついていたので餌を食べていたのでしょう。
すでに紹介しましたが、横井ケーブ脇の川にいた謎の川魚です。
まだ小さいカエルです。
横井ケーブに向かう山道でぴょんぴょんしている子供たちが何匹か見られました。
うさぎです。
休憩所横のトイレ脇の森の中からとび出てきました。
グアムに野生のウサギはいないはずなので、おそらく飼育されている個体でしょう。
野生化した個体の可能性も。
吸水中のシロオビアゲハたち。
第一の滝手前の岩場です。
常に湿っているので、絶好の吸水場と化しているようです。
手すりにいたカマキリ。
ケーブルカー乗り場のすぐ手前にいました。
最後に、タロフォフォの滝公園で飼育されているミニブタとシカ。
彼らにあげるようの餌も売っているので、良かったらあげてください。
めちゃくちゃねだってきます。
まとめ
長くなりましたが、今回はタロフォフォの滝公園の全てと出会った生き物たちを紹介しました。
かなりさびれている雰囲気があるので、好みは分かれるかもです。
でも空いていて、自然を満喫できるので、自然や生き物好きにはおすすめです。
あとは、今回行きませんでしたが、野外射撃場もあるので、好きな人はそのあたりも楽しめるかも?
レンタカーで行けるグアムの本当におすすめする自然スポット7選をこちらにまとめているので、良かったらご覧ください。
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