【オーストラリア】ケアンズ市街周辺は生き物の楽園です【2019年春】

【オーストラリア】ケアンズ市街周辺は生き物の楽園です【2019年春】

2019年のゴールデンウィーク10連休にさらに休みをくっつけてオーストラリアのケアンズまで行ってきました。

ケアンズ周辺にはグレートバリアリーフという世界的なサンゴ礁に加えて、陸地では熱帯雨林が広がるなど、非常に生態系豊かな地域になっています。

そんなケアンズでは、市街地周辺の街中や住宅街でも多くの生き物が見られます。

一部になりますが、ご紹介します。

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ケアンズ市街

コシグロペリカンの群れ
コシグロペリカンの群れ

エスプラネード通りから見ることができるコシグロペリカンの群れ。

このペリカンたちはいつ来てもここにいました。

実際、この干潟では、年間を通じてコシグロペリカンに会えるそうです。

ケアンズ市街では、街中でも多くの種類の鳥類を観察することができました。一風変わった形のズグロトサカゲリが道路を歩いていることなども良く目撃しました。

市街地でも鳥類の種類は豊富で、日本では見ない種類ばかりなので、鳥好きにはたまらないでしょう。

エスプラネード近くの大木では大量のオオコウモリがぎゃーぎゃー喚いています。

あんなにでかいコウモリが、こんなに見えるところに大量にいるのは衝撃でした。

オオコウモリたちは、夕方になるとあちらこちらで飛び回っています。

ケワラビーチの宿

ケワラビーチリゾート&スパ(宿泊地)
ケワラビーチリゾート&スパ(宿泊地)

宿はケワラビーチ リゾート&スパに宿泊しました。

森の中に一軒一軒のコテージがたたずんでおり、非常に自然を感じることができるいい宿でした。

このコテージの周辺は自然が多いものの、基本的には住宅街で、多くの家々が立ち並んでいます。

ケアンズ市内より建物が多いのではと思うくらいです。

そんなところでも生き物はたくさんいました。

まずたくさん出てきたのが、スキンク系のトカゲで、晴れている時はあちこちでバスキングしている姿が見られました。

タガメの死骸
タガメの死骸

コテージの前の道にはタガメの死骸が落ちていました。

日本ではめったに見ることができない貴重な昆虫ですが、ケアンズ近郊ではガソリンスタンドの電灯によく飛んでくるといわれ、まだまだ多く生息しているようです。

ワライカワセミ
ワライカワセミ

オーストラリアを代表する鳥、ワライカワセミです。

宿周辺やケアンズ近郊でもちょくちょく見かけました。

まるで人が高笑いしているかのように鳴くことから、この名がついたそうです。

ゴシキセイガイインコ
ゴシキセイガイインコ

非常に分かりづらいですが、野生のゴシキセイガイインコです。

こんなカラフルな鳥が住宅街の木々に普通にいるんですね。

何やら花の蜜を吸っているようでした。

ちなみに、オウム科の仲間では有名な種であるキバタンも見られました。

ツカツクリ
ツカツクリ

ロッジの前ではツカツクリがせっせと落ち葉を掘って山を作っていました。

ツカツクリは、その名の通り、「塚を作る」ことからその名がつけられた鳥で、せっせと作った塚に卵を産んで温めます。

鳥類はホントに豊富ですね。

夜の宿

夜も宿の周辺を少し探索してみました。

コガネムシの仲間
コガネムシの仲間

コガネムシの仲間の死骸が落ちています。

コテージの周辺は森のようになっていて、甲虫も多く生息していそうです。

ケアンズのヒキガエル
ヒキガエル

ヒキガエルの仲間です。

ケワラビーチには小川や池もあるので、カエルは良く見ました。

川ではワニが出るときもあるとか。

おそろしや。

ケアンズのカエル
カエル

カエルの仲間です。

アカガエル系ですかね。

ケアンズのアオガエル
カエル

またまたカエルです。

アオガエルの仲間でしょうか。

スナガニの仲間
スナガニの仲間

ケワラビーチリゾート&スパは、実はビーチにも面しています。

まあ、名前にビーチとついているので当たり前といえば当たり前ではありますが。

夜の砂浜でちょろちょろする影があります。

捕まえてみるとスナガニ科のカニのようですね。

そしてこのカニを捕えようとしているのか、サギのような鳥の姿もありました。

ヤモリの幼体
ヤモリの幼体

そしてオーストラリアの夜と言えばヤモリです。

ヤモリは光があれば必ずいると言っても過言ではないほど、どこにでもいました。

ロッジの扉の前の電灯にも5、6匹が常に見られました。

光る二つの眼
光る二つの眼

そしてとうとう出会ってしまいました。

獣です。

哺乳類ですね。

光る二つの眼が分かるでしょうか。

宿の近くにいたスナイロワラビー
宿の近くにいたスナイロワラビー

そうです。

オーストラリアの固有種ワラビーです。

この個体はスナイロワラビーになります。

この宿の周辺には野生のスナイロワラビーが多く、彼らの行動時間である夕方になると、毎日のように出会いました。

ワラビーはいるところにはたくさんいましたが、どこでも出会えるというわけではなく、適当に探してもなかなか出会えないと思ったほうがいいです。

大量のスナイロワラビー
大量のスナイロワラビー

宿のすぐそばにあるセンテナリーパークがワラビーたちの住みかとなっています。

この画像のように朝や夕方になると、大量のワラビーたちがワラワラと現れ、住宅街にも進出してきます。

お分かりかと思いますが、この黒いぽつぽつしたもの、1つ1つがワラビーです。

まとめ

今回は、ケアンズの市街地で出会った生き物たちをまとめました。

ワラビーにしても鳥類にしても、日本ではまず出会えない生き物たちと遭遇できます。

そして、ケアンズと言えば、広い広いオーストラリアでも有名な都市の一つですが、東京や大阪とは比べ物にならないくらい、自然が豊富でした。

すぐ近くに山があり、街中にも緑が多い公園がたくさんあります。

市街地以外で出会った生き物たちは以下のリンクからどうぞ。

森で出会った生き物はコチラ ⇒ 【森の生き物】

海で出会った生き物はコチラ ⇒ 【海の生き物】

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