街中の河川敷と公園で生き物散策【2020年初夏】

街中の河川敷と公園で生き物散策【2020年初夏】

梅雨に入りました。

天気は雨空なので、短時間の雨上がりタイムを狙って、近所の淀川河川敷や公園など、自然がある場所に出向きます。

かなり都心に近い街中ですが、自然が少しでも残っていればいろいろな生き物を見つけることができます。

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淀川河川敷

淀川河川敷は、大都会大阪の中心部である梅田のすぐそばを流れるものの、広い自然域を残します。

魚類、爬虫類、鳥類、哺乳類、昆虫などが観察できます。

意識しないと気が付きませんが、見渡してみるとあらゆる種類の生物と出くわすことができる場所です。

ゴマダラカミキリ

ゴマダラカミキリ
ゴマダラカミキリ

淀川河川敷の草むらにてゴマダラカミキリを見つけました。

大型の甲虫で、模様や光沢も美しい種類ですが、都心でも普通に生息している種です。

木の葉っぱや樹皮を餌としますが、その対象種が広範囲に及ぶため、都心に生える街路樹や公園の木でも生活でき、様々なところで繁殖できます。

この大きさにして、なかなかたくましいカミキリムシです。

都心部で見られることもあり、昆虫に詳しくない人でも知っている人が多いカミキリムシになります。

ミシシッピアカミミガメ

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメ

本来は北米~南米にかけて生息する外来種、ミシシッピアカミミガメも見られました。

多様な水質の生息地に適応することができ、天敵も多くないため、日本中で生息を拡大しています。

この河川敷は汽水域のはずですが、ミシシッピアカミミガメが普通に生息していることからもその適応力が分かります。

この個体は20cmは超えているだろうと思われる成体で、ぷかぷか浮きながら、鼻を出して呼吸をしていました。

ミシシッピアカミミガメの幼体
ミシシッピアカミミガメの幼体

ミシシッピアカミミガメの幼体もいました。

幼体はミドリガメとも呼ばれ、ペットとしても親しまれています。

かわいいのはもちろん、丈夫なので飼育対象としてみたら相当優秀です。

フナムシ

フナムシ
フナムシ

川のすぐそばではフナムシがいました。

海ではどこにでもいる甲殻類ですが、汽水域にも進出します。

黒光りし、動きが素早い点などゴキブリのような特徴もあり、気持ち悪がられる対象になってしまっています。

クロベンケイガニ

クロベンケイガニ
クロベンケイガニ

淀川のアシ(ヨシ)の群生地では、たくさんのクロベンケイガニが見られました。

汽水域で良く見られるカニで、水辺から遠く離れることなく生活する種類です。

ムクドリ

ムクドリ
ムクドリ

河川敷で最も目を引く生き物は鳥類で、ハト、スズメ、カワウなどが見られましたが、特にあちこちで目立っていたのがムクドリです。

都心でもムクドリの群れが目立つことがあり、騒音や糞などが原因でムクドリに対して不満がたまっている人もおおいようです。

クスアオシャク

クスアオシャク
クスアオシャク

クスアオシャクはシャクガの仲間で、クスノキにつく蛾なので都心部でも見られることがあります。

アオシャクの仲間は似通った色や模様をしていますが、模様の違いで見分けることができるそうです。

シオカラトンボ

シオカラトンボ
シオカラトンボ

水辺があればどこにでもいるトンボ、シオカラトンボがいました。

シオカラトンボといえば青っぽいイメージですが、メスや未成熟の雄は黄色~茶色の体色になります。

このような色の個体は、その色から、ムギワラトンボと呼ばれます。

ナミテントウ

ナミテントウ
ナミテントウ

ナミテントウはこの季節に少し自然がある場所ならどこでも見られる、最もメジャーな種類のテントウムシです。

遺伝子型の違いから、様々な模様パターンが現れることでも知られ、なかなか興味深い昆虫です。

好き嫌いが少なく、幼虫・成虫とも色々な種類のアブラムシを食すため、様々な植物で繁殖することができます。

ショウリョウバッタ

ショウリョウバッタの幼虫
ショウリョウバッタの幼虫

草むらを歩いているとぴょんぴょん小さな生き物が飛び出して来ます。

初夏に生まれたばかりのショウリョウバッタの幼虫です。

産まれたばかりのころは当然小さく、まだ羽も生えていません。

ショウリョウバッタは大人になると体長10cm近くまで成長する巨大なバッタです。

ニレハムシ

ニレハムシ
ニレハムシ

ケヤキやニレの葉につく羽虫の仲間、ニレハムシがいました。

ハムシの仲間は一匹いるところにはたくさんいることが多く、このハムシがいた植物にもたくさんの個体がついていました。

街中の公園

続いて、自然が多く残る公園に行きました。

住宅街の中にある公園ではあるものの、それなりに広いので、カブトムシやクワガタムシの仲間も生息している場所です。

オオミスジコウガイビル

オオミスジコウガイビル
オオミスジコウガイビル

雨上がりの公園を歩いていると、やたら長そうなコウガイビルに出くわしました。

背面に3本の線があることが名前の由来である、オオミスジコウガイビルです。

大型のコウガイビルでその長さは1メートルに達することもあるとか。

プラナリアの仲間で、切ったら再生します。

ちなみに外来種です。

キイロテントウ

キイロテントウ

菌類を食べるテントウムシの仲間、キイロテントウです。

目が覚めるほど真っ黄色の甲虫ですが、いかんせん小さいので目立ちません。

体長はわずか4-5mm程度。

オオカマキリの幼虫

オオカマキリの幼虫
オオカマキリの幼虫

オオカマキリは体長10cm近くなる大きなカマキリの仲間です。

春~初夏に生まれたオオカマキリの幼虫がいましたが、結構大きくなっています。

順調に育てば、あと1~2か月で成虫です。

オオスズメバチ

オオスズメバチ
オオスズメバチ

樹液の出る木が多い公園なので、オオスズメバチもたくさんいました。

世界最大のスズメバチだけあってでかいし怖い。

凶暴な種類なので、出会ったらなるべく近づかないようにしましょう。

スズメバチと戯れるYouTuberもいますが、素人が真似すると大変危険です。

2回刺されるとアナフィラキシーが起こることがあり、アナフィラキシーショックと呼ばれる重度の症状があらわれると死に至ります。

ニジゴミムシダマシの仲間

ニジゴミムシダマシの仲間
ニジゴミムシダマシの仲間

美しく虹色に輝くニジゴミムシダマシの仲間がいました。

構造色になっており、見る角度によって千変万化です。

ツゲノメイガ

ツゲノメイガ
ツゲノメイガ

木の葉っぱの裏にいたのはツゲノメイガです。

ツトガ科の蛾の仲間で、ツゲ科の植物を食害するため、害虫認定されています。

ヒカゲチョウ

ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウ

ジャノメチョウの仲間であるヒカゲチョウが飛んでいました。

樹液場の近くで良く見られる蝶です。

ジャノメチョウの仲間は眼状紋がかっこいいですね。

まとめ

今回は近所の河川敷と公園に出かけて生き物を探して来ました。

この時期は生き物が多くて楽しいですね。

土日に雨が降らないことを祈ります。

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陸探索公園,大阪,,関西

Posted by lunalion