神の子池【美しすぎる神秘の池】
北海道の摩周湖近くの山奥にある、美しすぎる神秘の池「神の子池」の魅力をたっぷりご紹介します。
また、その行き方や駐車場情報も詳しくご説明いたします。
神の子池ってどんな場所?
神の子池は摩周湖から伏流水と呼ばれる地下水により水が供給される池で、美しく透き通る青が映えます。
実際、ご自身の目で見ていただけると分かりますが、信じられないほど青いです。
透明度が異常に高く、沈んでいる倒木や、池の底をくっきり視認することができます。
非常に神秘的な池で、晴れた日のお昼ごろに行くと非常に美しいです。
ちなみに、なぜ神の子池と呼ばれるかというと、「神の湖」と呼ばれる摩周湖の伏流水からできていることに起因します。
神の子池にたたずんでいたカワガラスです。
全身黒っぽい茶色の鳥で、カラスと名前につきますが、カラスではありません。
このように神の子池周辺は豊かな自然が残っており、たくさんの生物が生息しています。
池の中では悠々と泳ぐオショロコマを見ることができます。
なお、クマ出没注意の看板もありました。
北海道東部の山の中ですので、クマの危険は付きまといます。
とはいえ、神の子池の周辺は人の往来が少なくない場所なので、クマもあまり寄り付きません。
神の子池が青い理由
神の子池はなぜこんなに美しい青となるのでしょうか。
私なりに考察してみます。
その理由の一つは、池の水温にあります。
神の子池は伏流水からできているため、常に冷やされた地下水が供給され、年間を通して8℃という低い水温を維持します。
そのため、菌が増殖しづらく、沈んでいる倒木などの腐食が起こりません。
その結果、高い透明度となります。
神の子池は水深が5mと深いため、太陽からの可視光のうち、長波長帯にある赤色は水底に届くまでに吸収されます。
一方、水に吸収されない青色は、透明度の高い神の子池では吸収が起こらず、水底まで到達します。
そして、神の子池の水底に沈んでいると言われている、石灰や水酸化銅により反射・散乱し、私たちの目に届きます。
おそらくこれが神の子池が美しいコバルトブルーに見える真実なのではないでしょうか。
神の子池の場所と行き方
神の子池への行き方については、自動車でのアクセスを前提としてご説明します。
神の子池は摩周湖のすぐ近くに位置しますが、摩周湖の展望台からすぐに行けるというわけではありません。
回り込んで道道1115号に入る必要があります。
1115号を走り、そこから神の子池につながる林道に入っていきます。
なお、林道は未舗装道路で、ハンドルをとられたり、パンクもしやすくなりうるので気を付けてください。
林道を2kmほど運転すると駐車場に到着します。
こちらも未舗装ですが、広く、駐車し放題です。
もちろん、駐車料金は無料になります。
ちなみに一応トイレもあります。
まとめ
今回は、北海道東部にある美しすぎるコバルトブルーの池「神の子池」についてご紹介しました。
神の子池の魅力、なぜ美しいコバルトブルーに見えるのか、そして神の子池までの行き方など、いろいろとまとめましたので、必要な部分を参考にしていただければと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません