京都水族館の全容【ペンギン相関図にオオサンショウウオ!】
![京都水族館の全容【ペンギン相関図にオオサンショウウオ!】](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2072-1024x622.jpg)
京都駅から徒歩15分弱と超好立地にある水族館。
それが京都水族館です。
今回京都水族館に遊びに行ってきたので、どんな水族館だったのかを全てご紹介します。
京都水族館の概要
京都水族館の場所
京都水族館は京都駅から徒歩15分ほどと超好立地の水族館です。
普通の水族館は海沿いにあるイメージで、こんな大きな水族館が大都市の中心地にあるのは珍しいのではないでしょうか。
京都駅までは梅田からJRの新快速で30分ほどと、大阪科のアクセスもグッドです。
![京都水族館の入り口](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2065-1024x768.jpg)
こちらの写真が京都水族館の入り口です。
京都水族館に入る際は、道路側からでは入れないので、公園側から入る必要があります。
なお、水族館の駐車場はありませんが、近隣に駐車場はあるので、そちらを利用すれば自動車での来園も可となります。
京都水族館の料金・営業時間
正確には公式サイトを参照してください。
営業時間は10時~18時で基本的には年中無休です。
暖かい時期は営業時間が伸びたりもします。
入場料金は大人2050円ですが、倍の料金で年間パスポートにすることができます。
年間パスポートを持っているとイベント体験、ショップ利用時の割引、周辺施設の割引などがあり、お得なので、年2回以上来園される方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
京都水族館の全6エリア
京都水族館における観賞エリアは大きく6か所に分類できます。
それぞれの観賞ポイントをご紹介します。
巨体の山!オオサンショウウオエリア
![大量のオオサンショウウオが集まって山になっている](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2072-1024x622.jpg)
入って早々衝撃的な光景です。
他の水族館や動物園でもオオサンショウウオは良く目にしますが、ここまで多くのオオサンショウウオたちが重なり合っているさまはなかなか見られません。
下の方の個体がかわいそうに思いますが、実はより狭く暗い下のスペースほど人気らしいです。
![日本固有種オオサンショウウオ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2073-1024x587.jpg)
オオサンショウウオと中国産の中国オオサンショウウオとの交雑が近年問題視されており、こちらの水族館でも純粋なオオサンショウウオはこの一匹だけだそうです。
この個体は暗いスペースに隔離されており、普通に歩いていたらスルーしてしまうので、見逃さないようにしましょう。
この写真を撮影した日も、ほとんど誰もこの子の存在に気づいていませんでした。
![鴨川におけるオオサンショウウオ分布域](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2068-1024x656.jpg)
京都の野生オオサンショウウオを見てみたい人のために、鴨川水系のオオサンショウウオ分布マップです。
鴨川のかなり下流で、流されてきた個体が見つかることもあるようです。
ダイナミックな動きが見放題!アザラシ・オットセイエリア
![円柱状スペースに現れたゴマフアザラシ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2106-1024x768.jpg)
半屋内空間にあるミナミアメリカオットセイとゴマフアザラシがいるエリアです。
こちらでは水槽の横から、または上から、さらには水槽の凹みに入って中から、大人気の海獣たちを見ることができます。
こちらの写真の円柱状の空間にアザラシが来ると、光の屈折の関係ででっぷりに見えてかわいいです。
しかも反対側に立つことでゴマフアザラシとのツーショットがとれちゃいます。
京都水族館の代名詞!ケープペンギンと相関図
![ペンギン相関図](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2079-1024x768.jpg)
京都水族館の最大の目玉の一つがケープペンギンたちと、彼らの関係性を描いたペンギン相関図でしょう。
それぞれのペンギンたちの関係性が、かなり細かく作られており、とてつもない観察量と、飼育員たちのペンギンへの愛が感じられます。
ちなみに最新版ペンギン相関図が公式ページからダウンロードできるのでぜひご参照ください。
![ケープペンギン](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2083-1024x693.jpg)
京都水族館ではケープペンギンたちの生活を、色々な角度から見ることができます。
![ケープペンギンの巣](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2085-1024x687.jpg)
巣穴の入り口が通路方向に向いているので、巣の中での様子を垣間見ることができちゃいます。
![卵を温め中のペンギン](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2086-1024x768.jpg)
中を覗き込んでみると、卵の温め中でした。
![京都水族館のペンギンたちの紹介](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2084-1024x768.jpg)
一羽一羽のペンギンたちの名前と紹介文までありました。
ぶっちゃけどの子が誰か良く分かりませんでした。
そのほかにペンギンエリアには京都水族館のペンギンたちの日常4コマ漫画などあり、いろいろな角度から楽しめます。
ため息が出るほど美しい、京都の海エリア
![「京都の海」大水槽](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2092-1024x569.jpg)
ペンギンエリアを出てすぐ、テンションを落ち着ける間もなく、薄暗い通路の先に非常に美しい大水槽が現れます。
京都は日本海に接しており、京都の海にいる魚たちを展示しています。
青い照明が、魚群になったイワシたちの華麗な舞いをこれでもかと映え立たせます。
あと驚いたのは、一匹いたチョウチョウウオ(ナミチョウ)。
死滅回遊魚のナミチョウが、日本海側の京都まで来ることあるのか。
この水槽では餌やりタイムがあり、飼育員のお姉さんが一匹一匹に手から餌をあげるのを観賞できます。
めちゃくちゃ懐いている子が多く、お姉さんが入るやいなや、近づいていって撫でられまくるサメとかもいました。
かわいい熱帯魚にクラゲ!小水槽乱立エリア
続いては個人的に大好物の小水槽乱立エリアです。
こちらでは人気の海水魚やクラゲなどが個別水槽に展示されています。
海水魚飼育を趣味とするものとしては見逃せないゾーンです。
なので写真も大量です。
![マツカサウオ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2113-1024x609.jpg)
マツカサウオは硬いうろこを持つ珍しい形状で、黒と黄色のコントラストが美しい、人気の種です。
割とどこの水族館でも見ることができます。
![キハッソク](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2114-1024x768.jpg)
キハッソクの幼魚は非常に特徴的な形態をとり、背びれの一部が異常に長く伸びます。
それこそ体の何倍にも。
この子は黒縞もでており、その時期はもう乗り越えたみたいですね。
![ミノカサゴ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2115-1024x768.jpg)
ミノカサゴは言うまでもなく、非常に派手な魚で、海で会うといつもテンション上がりまくりです。
![トウアカクマノミ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2116-1024x634.jpg)
![ハマクマノミ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2119-1024x663.jpg)
![セジロクマノミ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/セジロクマノミ-1024x563.jpg)
大人気のクマノミ三連続。
上からトウアカクマノミ、ハマクマノミ、セジロクマノミです。
他にもノーマルのクマノミやハナビラクマノミもいました。
![ドクウツボ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2139-1024x612.jpg)
ドクウツボは最大3メートルほどまで成長する巨大なウツボです。
3メートルともなると、海で出会うとサメ並みに怖そうですね。
![オニオコゼ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2141-1024x612.jpg)
オニオコゼは毒のある危険な魚です。
海で気づかず踏んでしまい、刺されるというのが良くあるパターンです。
パッと見ると岩と見分けづらいので気を付ける必要があります。
ちなみに手前の黄色いのも別の個体の頭です。
![クダゴンベ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2143-1024x555.jpg)
とがった口が特徴のクダゴンベです。
非常に美しい赤色の魚です。
![ニシキアナゴ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2133-1024x768.jpg)
ニシキアナゴとチンアナゴ。
残念ながら写真にはニシキアナゴしか写っていませんでした。
チンアナゴへの餌やりを見ることができたので、良かったら見てみてください。
ブラインシュリンプをひゅっと吸い込むように食べます。
まだまだ写真はあるのですが、きりがないのでこのあたりにしておきます。
ダイナミックかつ趣向をこらしたイルカショー
![イルカショー](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2123-1024x768.jpg)
京都水族館はイルカショーも絶対見逃せないポイントです。
単なるショーではなく、劇場式になっており、ちょっとした物語も楽しめます。
上の動画はイルカショーの一部です。
全容はその目でお確かめください。
![イルカショースケジュール](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2067-1024x571.jpg)
こちらの画像はイルカショーのスケジュールになっています。
時間は変わるかもしれませんので、ご自身で確認してください。
おまけ・・・独自色満載のお土産屋さん
ここまで紹介した全てを見終わり、大変満足しているかと思いますが、最後に待ち受けるのはお土産屋さんです。
ユニークな商品がたくさんあるので一部紹介します。
![ペンギン相関図グッズ](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2159-1024x768.jpg)
ペンギン相関図関連のクッキーやクリアファイルなど。
クリアファイルは買っておくといつでもペンギン相関図を眺められていいかもですね。
まあ、高いので買いませんでしたが。
![京都水族館の大福と練り切り](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2161-1024x768.jpg)
それぞれの生き物の形を模した、大福と練り切りです。
めちゃくちゃクオリティが高いです。
しかもおいしかったです。
1個210円でばら売りしているので、気に入ったものだけ買っていくことができます。
![京都水族館のオオサンショウウオツリー](https://capture.cosmeluna.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2160-768x1024.jpg)
クリスマスシーズンに行ったら、オオサンショウウオツリーが飾られていました。
京都水族館ならではですね。
京都水族館の欠点
京都水族館のすばらしさを述べてきましたが、やはり気になるのは欠点や微妙な点だと思います。
しかし、京都水族館に関しては、特に不満に感じることはありませんでした。
強いて言うなら、思ってたより展示数が少ないことでしょうか。
とはいえ、全体的にクオリティが高く、個性的で満足感のある水族館だと思います。
まとめ
京都水族館は非常にクオリティが高く、かつユニークな水族館だったということで、大きく以下の6エリアを紹介しました。
・巨体の山!オオサンショウウオエリア
・ダイナミックな動きが見放題!アザラシ・オットセイエリア
・京都水族館の代名詞!ケープペンギンと相関図
・ため息が出るほど美しい、京都の海エリア
・かわいい熱帯魚にクラゲ!小水槽乱立エリア
・ダイナミックかつ趣向をこらしたイルカショー
ちなみに上記6つのエリア分けは私が勝手にしたものです。
実際は他にも京都の里エリアなどがあり、細かい見どころもいろいろあります。
そして年間を通して、イベントもいろいろとやっているので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
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