【ケアンズ】ジャングルは生き物たちの宝庫【2019年春】

ケアンズ旅行の森編(陸地全般)になります。

ケアンズ周辺ではアサートン高地やモスマンゴージ、デインツリーなど多くの生物探索スポットがあり、たくさんの生き物たちと出会うことができました。

全ては書ききれませんが、どこでどんな生き物と出会ったのかを書いていきます。

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ヒクイドリ(カソワリー)

ヒクイドリ(カソワリー)

ヒクイドリ(別名カソワリー)はオーストラリアでは北東部に生息するヒクイドリ目の鳥類です。絶滅危惧種に指定されており、広いオーストラリアに1000羽ほどしか残っていないとも言われています。

ケアンズ周辺ではデインツリー、モスマンゴージ、キュランダなどの熱帯雨林で観察されますが、野生のヒクイドリを見つけるのは非常に難易度が高いです。この中ではデインツリーは比較的出会いやすいとの情報があり、デインツリー周辺の探索を決行しました。

この固体はデインツリー川を越えて、ケープトリビュレーションに向かう道すらがの脇道に入り、適当に走らせていたら道の脇にいた個体になります。

出会うまでに4~5時間レンタカーを走らせました。

運も大事でしょう。

ヒクイドリは最大で190cmほどになるそうですが、この個体はせいぜい1m程度でした。

何か地面に落ちているものに興味を示しており、ヒクイドリが去ったあとにのぞき込んでみると、、

イノシシの子供の死骸

そのヒクイドリの足元にいたのがこちら。イノシシの子供の死骸でしょうか。

イリエワニ

イリエワ二
クロコダイル

イリエワニは世界最大級の爬虫類で、ケアンズ近郊ではちょっとした川から海まで広く生息しているため、ケアンズでは海や川には誰も入りません。

ケアンズ市街でもセンテナリーレイクやエスプラネードで確認されることがあるそうです。

とはいえその頻度は決して多くはなく、川や河口付近を捜してみたものの見つけることはできませんでした。

この個体はケープトリビュレーションワイルドネスクルーズで観察したもので、片道1時間ほどのクルーズのゴールにどっしり構えています。

遠くからの観察ではありましたが、5mは軽く超えてました。

なお、このクルーズではここ以外で見ることがなかったので、やはりどこにでもいるというものでもなさそうです。

ボイドフォレストドラゴン

ボイドフォレストドラゴン

熱帯雨林の木にしがみついているのが良く観察されたボイドフォレストドラゴン。

モスマンゴージ、マウントハイピパミーなどで計5匹確認しました。

ボイドフォレストドラゴン

基本的にはこのように細めの木にくっついています。

あまり逃げないので、捕獲は難しくありませんでした。

熱帯雨林を歩きながら、木の幹に気を配っていれば比較的出会える印象です。

アガマ科の幼体

アガマ科の幼体

一匹目。マリーバの乾燥地帯。

アガマ科の幼体

二匹目。チラゴー方面の乾燥地帯。

アガマ科の幼体

3匹目。マリーバとキュランダの中間あたりの森林エリア。

アガマ科のトカゲの子供を何匹か捕獲しましたが、種類は判別できませんでした。

同じ種類なのか、別の種類なのか。

模様が違うので別種のような気もします。

カモノハシ

カモノハシ

中央に何かが動いているのが分かりますでしょうか。カモノハシです。

英語ではプラティパスと呼ばれています。

カモノハシのスポットは、アサートン高原に何か所か点在していますが、有名なスポットであるユンガブッラのplatypus viewing platformでは雨が降っていたこともあり、今回は見つけることができませんでした。

もう一か所目をつけていたポイントであるターザリ湖では、お金を払って入場し、ガイドの方が案内してくれるスタイルでしたが、こちらでは無事にカモノハシに出会うことができました。

ターザリ湖では複数匹のカモノハシを見ることができましたが、目の前の観察というわけではなく、少し遠く、サイズも小さいので、なかなか姿をはっきりとらえるというのは難しかったです。

持って行った双眼鏡が役に立ちました。

マリーバイワワラビー

マリーバイワワラビー

ロックワラビーやイワワラビーと呼ばれるワラビーで本来は非常に警戒心が強い種類です。

有名な観光スポットであるグラネット渓谷では、野生のイワワラビーを餌付けしており、混んでなければ入場してすぐにワラビーたちに囲まれてしまいます。

ワラビーの中でもとてもかわいい種ですが、爪が結構鋭く、エサを焦らそうとするとダメージを負うことがあります。注意。

オオカンガルー

オオカンガルー

マリーバゴルフクラブに生息するオオカンガルー。

カンガルーの有名スポットではありますが、あくまで野生なので全くいない日もあるそうです。

この日はたくさんのカンガルーがおり、道の端にレンタカーを泊めてゆっくり観察することができました。

ヘビ

ヘビ

マウントハイピパミーの遊歩道

種類は不明。ヘビは3匹か4匹見つけましたが、森の中以外にも宿の近くの市街地、チラゴー方面の乾燥地帯でも見られました。

全ては書ききれないのでこのあたりにして、また思い立ったら更新していきます。

市街地や海で出会った生き物たちに関してはこちらをご覧ください。

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2019年8月26日海外探索,陸探索オーストラリア,ケアンズ

Posted by lunalion