ハツカネズミの隠れ家を作ろう!

ハツカネズミの隠れ家を作ろう!

今回は、とってもかわいらしいハツカネズミの隠れ家を自作しようというお話です。

ハツカネズミ飼育に隠れ家は必須ではありませんが、ハツカネズミはもともと狭いところが好きで、ゆっくり休める隠れ家があった方が落ちつけるのは間違いありません。

ではなぜ自作する必要があるのかということですが、市販の隠れ家を買ったところで糞とおしっこですぐに汚してしまい、毎度毎度洗うのが大変だからです。

一方、使い捨ての隠れ家であれば、好きに汚してもらって、定期的に作り直せば済む話です。

そして何よりも、自分が作った隠れ家でハツカネズミたちがどのように生活するのかを観察するのが楽しいですしね。

ちなみにハツカネズミの飼育については、以下のページにまとめているので、興味がある方はぜひご覧ください。

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「自作しない」使い捨て隠れ家

使い捨て隠れ家は何も自作が必要なわけではありません。

生活で出た紙ごみなどは使い捨て隠れ家の素質があります。

最もメジャーなものはトイレットペーパーの芯です。

使い終わったトイレットペーパーの芯をケージの中に入れておけば、中でくつろいだり、通り抜けて遊んだりします。

他にもサランラップの芯など、紙ごみとして出たものをそのまま入れておくだけで隠れ家として機能します。

自作隠れ家の作り方

隠れ家を作るには段ボールなどの硬くて厚めの紙を利用する方法があります。

他にもハツカネズミにとって害にならない限り、色々なものを組み合わせて作ることが可能です。

それでは作り方をご説明します。

①どんな隠れ家を作るかイメージする

まずは自分がどんな隠れ家を作りたいかをイメージしてください。

下の方に隠れ家の例を載せていますが、形は皆さんの好みに合わせてもらえれば大丈夫です。

大事なポイントとしては、狭くて暗い場所を作ることと、高さを作ることで床面積を増やすことです。

ハツカネズミは狭くて暗い場所に安心感を感じるため、屋根を作ったり、狭いスペースを作ることで、ハツカネズミが好む環境に近づきます。

また、単純に二階建て、三階建ての隠れ家を作れば、床面積が広がるので、ケージの広さ以上の広さに感じることでしょう。

②段ボールなどの素材を切る

素材は、紙系の素材であれば毒になることは基本的にはありません。

特に段ボールは、隠れ家としての機能と同時に、引きちぎって巣材にすることもでき、噛み噛みすることでストレス解消にもつながります。

かじり木としては柔らかすぎるとは思いますが、もしかしたら伸び続ける前歯を多少削る効果もあるかもしれません。

なお、ここで紹介する隠れ家は、1~2週間で使い捨てる前提です。

それでは、段ボールなどの素材を、イメージに従って切りましょう。

③素材をくっつける

切った段ボール類を目的の形になるようつなげていきます。

段ボール同士をつなげるのにはグルーガンが便利です。

グルーガンでは一般的にEVA樹脂を加熱することで溶かし、接着剤替わりに使いますが、固まった後はべとべと感もなく、ハツカネズミに対しての害もないので、段ボールの結合には適していると思います。

目的の形が出来上がったら完成です。

自作隠れ家の例

それではここからは、上記方法にて私が作製した自作隠れ家を数点ご紹介します。

この形が特に優れているというわけではなく、あくまで一例です。

シンプル三階建て隠れ家

シンプル三階建て隠れ家
シンプル三階建て隠れ家

適当に段ボールを重ねて三階建てにした隠れ家です。

単純に積み重ねるだけでは、ハツカネズミが上に登れないので、壁に凹凸を付けたり、坂を作ったりして少し工夫しました。

神殿風隠れ家

神殿風隠れ家

コンセプトは神殿で、てっぺんにはヒト型のガーディアンを設置しています。

ハツカネズミは高いところに登るのが好きなので、ガーディアンの頭の上も割と人気です。

神殿をイメージして、二階部分は円柱状の柱で支えています。

穴だらけの隠れ家

穴だらけの隠れ家

不規則な長さの穴がたくさんある隠れ家です。

ハツカネズミはこういった穴も大好きなので、どんどん入っていきます。

まとめ

今回は、使い捨て出来る自作隠れ家の作り方と、自作隠れ家の例をご紹介しました。

1~2週間で捨てることになってしまうので、あまり労力はかけたくなく、5~10分で作れるダンボール隠れ家を思いつきました。

自分の作った隠れ家でハツカネズミたちが遊んだり休んだりしているのを見ると、達成感は大きいものです。

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