岡山の秘境「不動滝」が神秘的すぎた
岡山県北部、中国山地に位置する穴場スポット、不動滝に行って参りました。
夏になると流しそうめんができることもあり、それなりに人が集まるようですが、この日は天気が悪かったこともあり、他には誰もいませんでした。
完全に貸し切りです。
しかも大雨が続いている時だったので、水の勢いが激しい。
水しぶきでびしょびしょになってしまうので全然滝に近づけませんでした。
とはいうものの、秘境感と迫力は圧巻の一言。
不動滝の自然パワーを存分に堪能してきたのでご紹介します。
不動滝の詳細
今回紹介する不動滝は岡山県の真庭市に位置しています。
同じ名前の滝は全国にいくつかあるみたいなので混同しないでくださいね。
今回紹介するのは岡山県真庭市の不動の滝です。
行き方は基本的には自動車です。
山の中にあるので電車やバスで行くのは厳しいです。
山の中とは言えど、米子自動車道の湯原ICがすぐ近く(10キロくらい?)まで通っているのでアクセスは大変イージーです。
駐車場は無料、入場料も特にありません。
所要時間は滝を見るだけなら30分ほどでしょうか。
それでは滝を見に行ってみましょう!
不動滝まで行ってみた!
まずは駐車場に車を停めるところから始まります。
他には誰もいません。
空は雨模様。
ちょうど春だったので桜がきれいに咲いています。
雨だからなのか、高地だからなのか、春なのにかなり寒いです。
案内板がありました。
ここは山乗渓谷という、谷に位置する非常にきれいな渓流です。
ちなみにこのあたりの渓流はオオサンショウウオの生息地として有名でもあります。
道を進むと不動滝の入り口に到着しました。
三角形の門のような形状。
ワクワクさせてくれます。
先に進むと何やら石碑らしきものが見えますね。
ここは大河ドラマ「武蔵」のロケ地としても知られており、滝に打たれる修行シーンやお通と逃げるシーンなど、重要なシーンがいくつも撮られています。
さらに先に進みましょう。
このあたりには巨岩や奇岩がたくさんあるのですが、裏を覗いてみると、雨が当たらないところに鳥の巣が作られていました。
中にはいないようです。
神秘的な雰囲気のある道を進んでいきます。
基本的には針葉樹林帯のようですね。
通路外にある石はほとんど例外なく苔むしています。
脇には流しそうめん台があります。
夏にはここで流しそうめんができる模様です。
進むと道が二手に分かれています。
不動滝に行く場合は右の道を、山乗渓谷遊歩道に行く場合は左の道を行きます。
不動滝を見る前にちょっとだけ遊歩道も見てきました。
階段を上るとさらに階段。
かなり険しい道のりですね。
ここらへんでやめておきましょう。
ちなみに中国山地はツキノワグマの生息地域です。
それほど高密度ではありませんが、万が一出会ってしまうと非常に危険ですので、遊歩道を進む場合は鈴などを持参しましょう。
雨が断続的に降っているので、カタツムリが元気に動いていました。
踏みそう。
ナミマイマイでしょうかね。
ということでメインディッシュである不動滝に向かいます。
石段を下りると、金属製の足場があり、これを渡っていくことで滝まで行けるみたいですね。
濃密なコケがいい雰囲気を出してくれています。
雨のせいか渓流の勢いがすごいです。
コケと渓流のコントラストが自然の神秘を感じさせてくれ、心が安らぎます。
振り返ると、渓谷感を強く感じますね。
両側に高い崖があり、コケがぎっしりついています。
画像で伝わりづらいのが悔しいですが、かなりの勢いで水が流れて行っています。
浅いですが、落ちたら死ぬかも。
途中からは石畳の道になります。
これはこれで風情があります。
ここまで来たらゴールはもう目の前です!
大迫力の不動滝が目の前に来ました。
いつもはたぶんこんなに迫力は無いです。
大雨のせいというか、おかげというか。
もっと滝に近づくことができますが、この日は水しぶきがすごく、これ以上進むとびしょびしょになってしまうのでここでストップです。
周囲に誰もいなかったからというのもあると思いますが、まるで別世界に来たかのような空気感。
自然の神秘を体感することができました。
まとめ
今回は岡山県北部に位置する不動滝を紹介しました。
めちゃくちゃ神秘的な空気感を体感することができる、すばらしいパワースポットでした。
たぶん人が全くいなくて、雨が降っていたという状況が良かったのもあるでしょうが、こんなにこの滝を持ち上げている人は他にいないのではないでしょうか、、、
ぜひ訪れてみてください。
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