まるで海の宝石!ダンゴウオにそっくりだけど巨大な「コンペイトウ」の秘密

はじめに:ダンゴウオの仲間?巨大な「コンペイトウ」って何?

水族館で大人気のダンゴウオ。小さくて丸くて、まるで団子のような姿がとってもキュートですよね。

今回ご紹介するのは、そのダンゴウオにそっくり!だけど、もっともっと大きくて、まるで金平糖(こんぺいとう)のような見た目をしている魚、その名もコンペイトウです!

「ダンゴウオに似ているのに大きいの?」「本当に金平糖みたい?」と思ったそこのあなた!コンペイトウの生態と、どこで会えるのかをご紹介します。


1. 【海の金平糖】コンペイトウってどんな魚?

コンペイトウは、ダンゴウオと同じダンゴウオ科の仲間です。北の海の冷たいところに住んでいます。

特徴詳細
見た目全身がゴツゴツとした突起でおおわれています。これが、お菓子の金平糖にそっくりな名前の由来です。
大きさダンゴウオが最大でも数センチなのに対し、コンペイトウは最大で30~40センチにもなるんです!手のひらよりもずっと大きくなります。
成熟すると、体は赤っぽい色オレンジ色茶色などに変化します。
体の機能ダンゴウオと同じように、お腹には「吸盤」があり、岩や海藻にピタッとくっついて、流されないように体を固定します。

こんなに大きな体で、ゴツゴツしているのに、まるで優しい海の生き物に見えますね!

2. 見てみたい!コンペイトウの可愛すぎる「赤ちゃん」の姿

コンペイトウの可愛さは、小さな稚魚(ちぎょ・赤ちゃん)や幼魚の時にもっと爆発します!

  • 小ささ: 生まれたばかりの稚魚は、数ミリ〜1センチほどの小豆のようなサイズです。
  • 色と形: 成魚とは違い、稚魚のときは緑色や青色、黄色などカラフルで、まるで小さくて丸い宝石のよう。
  • 習性: 稚魚は、流れ藻やクラゲなどにくっついて、海を漂いながら成長します。

小さくて丸い姿は、まさに人気のダンゴウオとそっくり!水族館でも、この赤ちゃん時代は特に「可愛い!」と大注目されるんですよ。


コンペイトウの幼魚。下に記載の越前松島水族館で見れました。

3. 【特別情報!】コンペイトウに会える水族館

この可愛くて大きなコンペイトウに会える場所があります!

福井県にある越前松島水族館では、コンペイトウの展示に特に力を入れています。

🏠 コンペイトウ専用の「コンペイトウハウス」(2025年12月時点)

越前松島水族館には、なんとコンペイトウをじっくり観察できる「コンペイトウハウス」という専用の展示コーナーがあります。(※2025年12月時点の情報です。お出かけ前には水族館の公式情報をご確認ください。)

ここでは、普段なかなか見ることができない、成魚や幼魚のユニークな動きや、岩にピタッとくっついている姿などを観察できます。

ポイント: コンペイトウは冷たい水が好きなので、展示スペースも温度が低めに設定されています。ぜひ、水槽の近くで、じっくりと彼らの可愛い姿を探してみてくださいね!


まとめ:コンペイトウの不思議な魅力

ダンゴウオの仲間だけど、こんなに大きくなるコンペイトウ。

  • ゴツゴツの全身がまるで金平糖!
  • 大人になると30センチ超えのビッグサイズ!
  • 赤ちゃん時代はダンゴウオそっくりで超キュート!

ぜひ、越前松島水族館などで、海の宝石コンペイトウの魅力を体験してみてくださいね!

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