グアムのハーバーで生き物を探してみた【2020年冬】
グアムといえば、サンゴ礁が広がるタモン湾でのシュノーケリングで、たくさんのきれいな魚たちが簡単に見られちゃいます。
ただし、シュノーケリングをするためには海に入らないといけない、それは汚れてしまうのが嫌だという方もいらっしゃるかもしれません。
でもグアムのきれいな魚たちが見たい、そんな方にお勧めなのが海の上から美しい魚たちを眺める方法です。
グアムでは波が穏やかで、それなりの深さがある場所なら割とどこにでも魚がいますからね。
あとは晴れている方が海が透き通って良く見えます。
エメラルドバレーやイナラハン天然プールなどでも熱帯性のカラフルな魚たちが覗きこめましたが、やはり一番簡単に良く見えるのは今回ご紹介するハーバーですね。
ハーバーで魚を観察
ちょっとおしゃれにハーバーと言ってみましたが、要するに港ですね。
透明度が高く、中が良く見えるような港でしたらどんなところでも魚がいると思います。
今回行ったのはハガニアにあるハーバーで、観光地として有名な聖母マリア大聖堂やグアム博物館に行ったついでに、そこから徒歩で向かいました。
場所は言いませんが、グーグルマップで見れば一瞬で分かると思います。
日本での死滅回遊魚採集でも、漁港での採集はメジャーで、日本にもたくさんの熱帯性の魚が見られるスポットがありますが、こちらのハーバーの魚の密度はその比ではありませんでした。
さて、こんな感じのハーバーですが、さっそく海の中を覗き込んでみます。
まず水面を見てみると、ダツの仲間を発見です。
水がきれいなので結構目立ちます。
船の周りにはたくさんの小魚たちが群れています。
主にスズメダイ系ですね。
シマシマの魚はおそらくオヤビッチャでしょう。
続いて岸壁沿いを覗きこんでみます。
岸壁沿いにはかなりいろいろな種類がついています。
しかも密度が濃い。
上からだと分かりづらいですが、真ん中らへんにツノダシが二匹いるのが分かります。
手前のサンゴのあたりにはミスジリュウキュウスズメダイが3匹いますね。
他にもオヤビッチャやハギの仲間、ヒョウ柄っぽい変わった模様の魚もいますね。
このハーバーでは晴れているとめちゃくちゃ透明度が高く、どこを覗いても複数種の魚を観察することができました。
チョウチョウウオ系も目立ち、セグロやトゲチョウなどがいました。
スズメダイの仲間ではミスジリュウキュウスズメが比較的目立ち、関東でのソラスズメみたいにちょこちょこ見られました。
その他の生き物
陸にも目を向けてみると、良く飛んでいたのがこの子たちでした。
シロアジサシというカモメの仲間で、全身真っ白で美しい種です。
あとはこのハチ。
町中にも山にも良くいて、地面の上にいるのであまり目立たず、気づかず踏んでしまいそうです。
おまけ(聖母マリア大聖堂とグアム博物館)
生き物関係ないですが、一応一瞬寄ったのでおまけとして載せときます。
聖母マリア大聖堂。
ステンドグラスがきれいですね。
グアム博物館(グアムミュージアム)。
外から見ただけ。
まとめ
今回はグアムの街の一つ、ハガニアのハーバーで魚を観察してきたのでその後報告をさせていただきました。
1月でしたが、グアムでは乾季なのでベストシーズンです。
かなりの密度で魚が生息しており、面白かったです。
ちなみに駐車場は上述の博物館や大聖堂の近くにたくさんあり、無料なので、そこに停めて歩いて行くことが可能です。
途中の信号待ちが長いのがネックです。
普通にハーバーの近くにも駐車できる場所ありますけどね。
あと、ハーバーに勝手に立ち入っていいのかという部分ですが、ハーバーの関係者とすれ違いましたが、笑顔で挨拶されたので問題ないかと。
それではこの、濡れずにグアムの野生の魚たちを観察できるという画期的な方法を利用して、グアムへの旅行をより満足感のあるものとしていただけることを願っています。
レンタカーで行けるグアムの本当におすすめする自然スポット7選をこちらにまとめているので、良かったらご覧ください。
また、海水魚探索・採集に関する記事はこちらでまとめているので良かったらご覧ください。
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