ハツカネズミの世話
ペットとしても人気のハツカネズミについて、その日々のお世話をご紹介します。
実際のところ、ハツカネズミのお世話はとっても簡単です。
エサと水さえたっぷり供給しておけば、一週間くらいほったらかしていても大丈夫です。
一週間のロングバカンスに行くことになっても、お留守番できます。
そんなハツカネズミの世話の仕方をご紹介します。
ちなみにハツカネズミの飼育については、以下のページにまとめているので、興味がある方はぜひご覧ください。
飼育環境
ハツカネズミの飼育環境は割と適当でも、問題なく飼育できます。
温度は18℃~26℃程度に維持することが望ましいですが、人が生活できる室温であれば基本的には問題ありません。
実験用として飼育するのであれば、明12時間、暗12時間の明暗サイクルが望ましいですが、ペットとして飼育する場合は、特に気にする必要はありません。
エサの供給
ハツカネズミ飼育においては、エサはなるべく切らさないようにしましょう。
エサを切らすと同棲中の仲間をかじるなど、共食いに走ることがあります。
ハツカネズミはハムスターより動物性タンパク質がリッチな餌を与える必要があるので、ドッグフードなどを用いるのが好ましく、特にエサ皿などは用意せずにケージ内にばらまいておけば大丈夫です。
数日分まいておいて、無くなりそうになったらまたまけば大丈夫です。
ハツカネズミ飼育におすすめのエサはこちらで紹介しているので良かったら参考にしてください。
水の交換
ハツカネズミ飼育において、水は給水ボトルであげます。
市販の給水ボトルに水道水を入れれば大丈夫です。
良かれと思ってお茶やコーヒー、お酒を上げるのはやめてください。
ハツカネズミにとっては毒になってしまいます。
水は切らさなければ大丈夫ですが、交換はなるべく頻繁に行うのが望ましいです。
特に夏は、給水ボトル内で雑菌が増えやすいので、毎日の水の交換、一週間に一度の給水ボトルの掃除ができればベストです。
ケージの掃除
ハツカネズミのケージ掃除の頻度については、意見が分かれるところで、毎日やるという人もいれば、1~2週間に一度という方もいます。
どちらが正しいというわけでもありません。
毎日の掃除はハツカネズミにとってのストレスになる可能性がありますし、1~2週間ごとではケージ内が不衛生になり、病気のリスクは上がるでしょう。
とはいえ、どちらにしても大抵の場合、問題はありません。
問題は臭いで、ハツカネズミを多頭飼育しているとアンモニア臭がきつくなってくるので、臭いを不快に感じるようになったら掃除すればよいと、私は思っています。
掃除の際は、ハツカネズミたちを全て別の場所に移し、ケージ内の床材を全て捨て、新しい床材を入れるだけです。
ケージ自体にも臭いはつくので、気になる場合は水洗いしましょう。
赤ちゃんがいるときの世話
次に赤ちゃんがいる場合の世話ですが、出産したばかりの母親は非常にデリケートなので、掃除をすると、それがストレスになり、赤ちゃんを食べてしまうことがあります。
母親が赤ちゃんを出産したら、一週間程度は餌と水の供給以外、何も手を出さず、なるべく暗くて静かな部屋に置いておくのが望ましいです。
ちなみにハツカネズミの繁殖のさせ方はこちらで紹介しているので、良かったらご覧ください。
まとめ
今回は、ハツカネズミの世話について簡単にご紹介しました。
ハムスターなどに比べると、生命力が強い種なので、ちょっとやそっとでは死ぬことはありません。
簡単に飼育でき、丈夫だというのも、ハツカネズミ飼育のメリットの一つです。
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