ちくさ湿原にクリンソウを見に行こう!【宍粟市】

ちくさ湿原にクリンソウを見に行こう!【宍粟市】

兵庫県西部、宍粟市にあるちくさ湿原(ちくさ高原湿生植物園)では、5月中旬から6月中旬にかけて、色美しいクリンソウがあちこちで咲き誇ります。

初夏にしか見ることができないので、要チェックです。

このちくさ湿原のいいところは、駐車場無料、入園無料なところです。

好きな時に散策して、クリンソウの美しさに浸ることができます。

ということで、ちくさ湿原でクリンソウを見てきたので、ご紹介します。

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ちくさ湿原(ちくさ高原湿生植物園)

ちくさ湿原への行き方

ちくさ湿原は標高800メートルを超える、ちくさ高原の湿地帯です。

兵庫県(宍粟市)ながら、岡山と鳥取の県境のすぐそばです。

景色がきれいで、ドライブが楽しい県道72号沿いにあります。

道路沿いにある駐車場は広く、無料で駐車できるので気軽に行くことができます。

ちくさ湿原の詳細

ちくさ湿原のマップ
ちくさ湿原のマップ

駐車場にはちくさ湿原のマップがあり、どんな経路で進めばいいかが確認できます。

また、クリンソウ群生地の場所も丁寧に記されています。

なお、この地図に記されていない場所でも、クリンソウが生えている場所はあります。

ちくさ湿原の注意事項
ちくさ湿原の注意事項

入り口前に、ちくさ湿原の注意事項の看板があります。

しっかり確認して立ち入りましょう。

ちなみに注意事項をまとめると下記のようになります。

・クマ出没注意(数は少ないと思いますが、一応ツキノワグマの生息地内です。)。

・園内では食事・喫煙NG(環境保護のためでしょう。)。

・クリンソウを持ち帰ったり、荒らしたりはNG。

・怪我に気を付けて、散策は自己責任で。

・車のエンジンは切るように。

これらの注意事項に留意したうえで、クリンソウの観察を楽しみましょう!

クリンソウ群生地の看板と経路1通行禁止の看板
クリンソウ群生地の看板と経路1通行禁止の看板

ちなみにこの日は経路1が災害により通行できないということでしたので、残念ながら経路2から周ることに。

クリンソウ

ちくさ湿原のクリンソウの群生
ちくさ湿原のクリンソウの群生

今回じっくり観察してきたクリンソウについてご紹介します。

クリンソウは、日本原産種で、サクラソウ科の多年草です。

山間部でかつ、湿り気が強いところでないと生育できないため、見られる場所は限られています。

条件にあった湿地帯では、美しいクリンソウの群生を観察することができます。

条件に合致するのが、ちくさ湿原なのです。

見ごろは春から初夏にかけてで、地域によっても変わりますが、ちくさ湿原では5月中旬から6月中旬とのことです。

クリンソウの花
クリンソウの花

花は美しいマゼンタカラーが一般的で、見ごたえがあります。

この美しさから、園芸用としても人気ですが、山地の湿潤地に生息することからも分かるように、暑さや乾燥に弱いので注意が必要です。

山中の陽だまりに咲くクリンソウ

ちなみに、ちくさ湿原以外でも、周辺の湿地帯でちらほら見られたので、探してみても面白いかもしれません。

何もなさそうな山の中に、美しいクリンソウの群生地を見つけると心躍ります。

まとめ

今回はクリンソウの群生地として知られる、ちくさ湿原(ちくさ高原湿生植物園)とそこに咲くクリンソウについて紹介しました。

ちくさ湿原では、クリンソウの群生が複数個所で見ることができ、存分に楽しめると思います。

駐車場や入園が無料なのも魅力です。

春過ぎにしか見ることができないので、時期を見計らって見に行きましょう。

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2020年5月27日自然スポット兵庫,湿原,関西

Posted by lunalion