対馬のヘビ全3種類【探し方も】
日本にはたくさんのヘビが生息していますが、対馬に生息するヘビはたったの3種類になります。
いきなりネタバレをすると、3種類とはアオダイショウ、アカマダラ、ツシママムシの3種類になります。
アオダイショウは本州でもなじみのヘビですが、アカマダラ、ツシママムシは対馬など日本の一部でしか見ることができない希少な生き物になります。
希少とはいえ、対馬では特に珍しいわけではないんですけどね。
今回、私も春の対馬でヘビ3種を探してきたので、それぞれのヘビについての紹介と、どのようにすれば見つけられるのかをご説明させていただきます。
対馬のヘビ① アオダイショウ
まずはアオダイショウから始めましょう。
アオダイショウは本州にも多く見られる、日本固有のヘビで、ネズミや鳥、カエルなんかも餌にします。
木登りが得意なことでもよく知られ、民家の近く、田んぼ、畑などに多いヘビです。
対馬でも例外はなく、集落近くを車で走っていると道に出てきている個体を発見することがありました。
今回の対馬遠征では、特に探すこともなく、ドライブをしているだけで2匹のアオダイショウに出会いました。
対馬のヘビ② アカマダラ
続いてご紹介するのはアカマダラです。
アカマダラは日本では対馬と尖閣諸島にのみ生息するヘビで、韓国や中国などアジアの一部でも生息しています。
本州にはいないので、広く知られているとは言い難いヘビです。
赤い体色に黒い縞が入る、非常に美しいヘビです。
対馬では全域で見られ、今回は田んぼの近くや森の中の道路上で出会うことがありました。
餌として特にカエルを好み、夜行性であるため、夜に田んぼの近くを探すと出会いやすいと思います。
無毒ではありますが、自衛のためにかみついてくることはあります。
大きさは60~120cmと言われています。
対馬のヘビ③ ツシママムシ
最後は対馬のみに生息するヘビ、ツシママムシです。
マムシの仲間で、本州に生息するニホンマムシとよく似ていますが、斑紋の大きさが小さいことや、斑紋中に点がないこと、舌がピンクなことなど違いがあります。
大きさは60cm以下と小型のヘビですが、強い毒があるため、見かけたら近づかないのはもちろん、対馬で草むらや森の中に入る際は十分に注意しましょう。
カエルを好むため、田んぼに多いですが、森の中にも多くいます。
生息密度は本州のニホンマムシより多く、さらにニホンマムシより攻撃的と言われています。
主に夜行性で、夜に田んぼ近くの路上などで出会うことがありますが、昼間に日光浴をしていることもあります。
今回は夜の田んぼ、昼間の森のどちらでもツシママムシに遭遇し、山中の落ち葉の上で見つけた個体は、意識していないとまず気づけなかっただろうと思える程度には背景になじんでいました。
まとめ
今回は対馬でヘビを探してきたので、対馬に生息するヘビ全3種類をご紹介しました。
たった3種類しかいないので、見分けるのは容易ですが、もし自信がない方はヘビを見つけたら不用意に近づかないことをおすすめします。
3種類のうち1種類は危険な毒蛇ですので、、、
日本にいる毒蛇をこちらでまとめているので良かったら参考にしてください。
また、本州のヘビ全8種をこちらで紹介していますので、興味があればぜひ!⇒ 本州のヘビ全8種【見つけ方も】
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