面不動鍾乳洞への行き方
夏の避暑地として人気の天川村洞川(どろがわ)ですが、この場所の人気観光スポットの一つが面不動鍾乳洞になります。
総延長280mの狭い洞窟の中をくぐり抜ける気分はまるで探検です。
なんといっても平均気温が8℃らしく、夏は涼しくて超快適です。
狭いとは言っても腰をかがめないと進めないようなところもなく、少し足元が暗くて滑りやすいくらいでさくさく快適に進めます。
今回は鍾乳洞内の解説はそこそこに、駐車場情報や行き方をメインに、面不動鍾乳洞についてご紹介します。
面不動鍾乳洞への行き方
面不動鍾乳洞は天川村の洞川という地区にあります。
このあたりは避暑地として人気で、夏は観光客でにぎわいますが、その実態、紀伊山地の山奥の秘境に位置します。
なのでここまで車で来る方はルートを間違えるとすれ違うのが難しい山道を通ることになります。
ちなみに私は天川村に来る際は、あえて毎回険しい山道を通ってきていますがおすすめはしません。
国道309号から県道21号を通るルートならしっかり整備されており安心です。
バスで来る場合は下市口駅まで電車で来て、そこからバスに乗り換えという形になります。
駐車場まで
さて、肝心の駐車場ですが、この付近では無料の駐車場も何か所かあります。
蕎麦店清九郎の向かいらへんや、山上ヶ岳歴史博物館の隣などに無料駐車場があるものの、どちらも数台しか駐車できないので、なかなか難しいかもしれません。
洞川温泉センターでしたらかなりの台数を駐車することができますが、有料(300円/時間)になります。
他にも各施設の駐車場があるので、お願いしたら停めさせてくれるかもしれません。
鍾乳洞まで
では面不動鍾乳洞までどうやって行くのかということですが、2020年8月現在、Google mapにはそのルートが載っていません。
つまり、地図上では山の中にポツンとある状態なんです。
そこで、上記のように、なるべく分かりやすく地図を作ってみました。
遊歩道から行くも良し、トロッコで行くも良しです。
トロッコの場合は往復500円、片道300円かかります。
トロッコは繁忙期はかなり混雑するので、待ち時間が長くなります。
一回で16人くらい乗れて、往復に15分以上かかっていたように思いますので、何十人も並んでいるような日だと、めちゃくちゃ待つことになります。
遊歩道なら、登り道にはなりますが、10分程度で到着できます。
面不動鍾乳洞を探検
それでは実際に面不動鍾乳洞に行ってみた報告をします。
天川村の近くにはちょくちょく遊びに来ることがあり、面不動鍾乳洞のことも知っていましたが、実際に入るのは初めてなのでワクワクです。
トロッコはかなり観光客の列ができており、30分以上待たされそうだったので、遊歩道で登ることにしました。
山道を登りますが、傾斜はそれほど急でなく、足元も歩きやすく整備されているので疲れることなく鍾乳洞入り口まで到着できました。
鍾乳洞前からは景色も抜群によく、洞川の街並みや、緑に染まった美しい山々が見渡せました。
入洞料(大人450円)を支払い鍾乳洞内に入っていきます。
トロッコの往復には割と時間がかかり、多くの観光客がトロッコを使うので、トロッコ到着の合間に入れば、混んでいる日でも洞窟内はあまり人がいませんでした。
面不動鍾乳洞内は総延長280メートルの探検になり、ゆっくり歩いても10分~15分くらいでしょうか。
全体的に薄暗かったですが、足元が見えないということはほとんどなく、全体的に歩きやすかったです。
ただ、ぽたぽた水が垂れてくることもあり、足元が湿って滑りやすそうな箇所はありました。
かなり狭いところや頭が当たりそうな場所もたまにあり、洞窟を探検している気分になれます。
鍾乳洞を代表する、つららのような鍾乳石はあちこちにあり、ところどころライトアップされて美しく見えました。
長い鍾乳石は少なく、短いものが多かったですが、いろいろな形のものがあり、見ていて飽きることはなかったです。
また、お金が散らばっているところや、1千年以上前の白骨化石がある場所もありました。
10分の探検の中で、様々なものを見ることができ、きっと満足できると思います。
何より暑い夏に涼しくて気持ちいいですしね。
まとめ
今回は、駐車場情報や鍾乳洞への行き方をメインに面不動鍾乳洞についてまとめました。
がんばって鍾乳洞までの地図を作成したので参考にしてください。
夏の天川村に行く人たちは川遊びもするかと思いますが、川で遊んで、乾ききっていない水着などを着用したまま鍾乳洞に行くのはやめましょう。
涼しい鍾乳洞内で、水の揮発でどんどん体温を奪われると、寒くて死にそうになります(経験談)。
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