【鳥観察】秋の淀川河川敷生き物散策【2019年秋】
今年も11月が終わりを迎える頃、この季節は寒くて、あまり生き物散策にも出かけられていませんでしたが、満を持して、淀川下流域の河川敷を散策してみました。
秋から冬に近づいているのが感じられる風景の中、秋の虫たちが美しい音色を奏でていました。
淀川では寒くなってくると、夏では見なかった鳥たちが、南方からやってきますので紹介します。
ヒドリガモ
大量のヒドリガモ達。
ヒドリガモは日本でもかなりメジャーなカモの仲間です。
今日は大量に見られ、100羽ほどが固まって泳いで(浮いて?)いました。
ヒドリガモは夏季は北半球北部で繁殖し、寒くなると越冬のため、日本各地に姿を現します。
オオバン
オオバンは全身黒で、額のホワイトアクセントが目印の冬鳥。
冬鳥とは言いましたが、一応、本州で繁殖する個体も多く、冬になると増える鳥くらいの認識が正しいかも。
カモの仲間ではなく、ツル目クイナ科となります。
今日は、1キロくらいの散歩の間に数か所で確認できました。
カンムリカイツブリ
カンムリカイツブリは冬鳥ではあるものの、琵琶湖や東北の方では繁殖もしているそうです。
夏羽になると、冠羽が発達し、冠のように見えることから、カンムリカイツブリと呼ばれます。
潜水して、魚を捕らえるのが上手な鳥で、水の透明度が高いときに淀川の橋の上から眺めていると、カンムリカイツブリの狩りが見られることがあります。
ハクセキレイ
小型で綺麗で、水辺に行けば割とどこにでもいるハクセキレイ。
スズメ目セキレイ科の留鳥。
かわいくてとても好きなのですが、常に動き回っているので撮影が難しいのが玉にきずです。
とはいえ逆に、活発に動くので見ていて飽きないという魅力もあります。
ドバト(カワラバト)
河原に普通にいるドバト達を見てると、中に一羽、真黒な個体を発見。
これはもしやカラスバトでは、と期待を込めてズームイン。
、、したもののそんなわけがなく、黒味が強い個体でした。
ちなみに日本はハトにとって非常に暮らしやすいらしく、年中交尾をしており、年間7~8回も産卵をすると言われています。
スズメ
ガードレールに並ぶスズメ。
すごくなじみの深い鳥ですが、小型でよく見るととてもかわいらしいです。
人に対する警戒心は強く、ハトと違い、近づくとかなり警戒してきます。
まとめ
今回は秋の淀川で出会えた鳥たちをご紹介しました。
実際は他にも多くの種が渡ってきており、観察可能となっています。
実際、毎日の通勤で淀川を渡っていますが、名前が分からない鳥を含めて、色々な種類を見かけます。
周りを見渡してみると、気が付いていないだけで、実はかなりの種類の鳥が身の回りで生活しています。
ぜひご近所の鳥たちを探してみてください。
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