ハツカネズミ飼育におすすめのケージ

ハツカネズミ飼育におすすめのケージ

さて、今回はハツカネズミを飼育する上で準備するべきグッズの中から、ケージを紹介していきます。

ハツカネズミが快適に暮らすためにも、ハツカネズミを観察するためにも、ケージ選びは重要です。

ちゃんと考えて、自分に合ったケージを選びましょう。

ちなみにハツカネズミの飼育については、以下のページにまとめているので、興味がある方はぜひご覧ください。

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ケージ選択の注意点

脱走

ハツカネズミはジャンプ力もあり、細い隙間から無理やり逃げ出そうとすることもあり、脱走は注意する必要があります。

特に生まれて数週間の小さな個体は活発に動き回ることができるようになるうえ、体が小さいので狭い隙間も抜けることができます。

また、プラスチックのケースででっぱりがある場合、そこを起点にガシガシ噛み進めていき、ケージに穴をあけてしまうこともあるそうです。

逃げられてしまうと、コンセントコードをかじられて火事の原因となったり、そこら中に糞尿をまき散らすので、危険で悲惨なことになります。

通気性

あとは通気性も確保した方がよく、衣装ケースに空気穴を開けるだけとかでは中が蒸れてしまいます。

広さ

ケージの大きさはなるべく大きいに越したことはないですが、例えば60cm×40cmくらいの大きさがあれば、20匹くらいは飼うことができます。

多少ストレスにはなる可能性はありますが、もっと過密でも、飼育自体は問題ありません。

ただし、子供を産んだ時に子食いが起こりやすくなる危険性はあります。

あとは隠れ家などでうまく床面積を増やす工夫をすれば、より快適なおうちが出来上がります。

おすすめのケージ

ガラス水槽

私がハツカネズミの飼育に使っているケージがガラス水槽になります。

45cm水槽でも10匹くらいはストレスなく飼育できると思います。

ガラス水槽の最大のメリットは観察で、きれいなガラス面を通して、ハツカネズミたちの生活をじっくり見ることができます。

また、かじられて傷つくこともありません(フレーム部分まで登られるとかじられることはあります)。

蓋は別売りの金網がはいった蓋を用意するなどし、脱走を防ぐと同時に通気性を確保できるようにしましょう。

衣装ケース

ハツカネズミのケージで良く用いられているものが衣装ケースになります。

衣装ケースのメリットは安価に大きなものが用意できることでしょうか。

また、軽いため、移動や掃除などの勝手もいいです。

側面がクリアではないため、観察がしづらくなりますが、ハツカネズミにとっては外の景色があまり入ってこなくなるため、ストレスも感じづらくなります。

衣装ケースを使う場合も、脱走防止、通気性確保のために蓋を金網に張り替えるなどの工夫をした方がいいです。

マウス・ラット飼育用ケージ

マウスやラットを飼育する専門のケージも売っています。

水槽や衣装ケースをケージとして使うと、給水ボトルを側面にひっかけて垂らすようにするか、穴を開けて差し込まないといけませんが、マウス用の専用ケージでは、給水ボトルをセットできるようになっているので、その点工夫がいりません。

また、逃げ出せないようにしっかり蓋ができる上、通気性も確保されています。

価格が高いのが欠点ですが、その点問題なければ有力な選択肢になり得ます。

ハムスター飼育用ケージ

ハムスター用の飼育ケージも選択肢として挙がってきます。

大きさも同じくらいで習性も大きくは変わらないので、代用可能です。

ただし、ハムスター用のこまごましたセットは、糞やおしっこで汚してしまうことになるので、掃除が大変になり、入れなくても良いでしょう。

また、四方を金網に囲われたケージも売っていますが、子供のハツカネズミは隙間を抜けてしまうことがあるので、隙間が十分小さなものを選択しましょう。

まとめ

今回はハツカネズミの飼育用のケージについて、どのようなケージが使用可能かということ、また選択方法について少しご紹介させていただきました。

おすすめとしては、観察がしやすいガラス水槽か、安価に気軽に用意できる衣装ケースです。

ぜひ参考にしてください。

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2020年7月4日生物情報ハツカネズミ,哺乳類,飼育

Posted by lunalion