【海の宝石箱】ジョン万ビーチ(大度海岸)【沖縄でシュノーケル】
沖縄にはサンゴ礁の美しい海岸が無数にありますが、沖縄南部といえば個人的にはジョン万ビーチ(大度海岸)になります。
ジョン万ビーチでは、沖合にあるサンゴ礁に囲まれたイノーと呼ばれる非常に穏やかな海で遊ぶことができます。
巨大なタイドプールみたいになるため、波もほとんどなく、安全に楽しめます。
干潮時にはかなり浅くなる場所もありますが、中心部まで行けば水深2メートル近くあるため、シュノーケリングにももってこいです。
ビーチとは言うものの、砂浜というより岩場になっているため、白い砂浜を期待して来られる方は期待外れになるかもしれません。
ジョン万ビーチの場所と駐車場
ジョン万ビーチは沖縄本島南端近くにある海岸で、国道331号からサトウキビ畑の細い道路を抜けた先にあります。
那覇から30分ほどでアクセス可能です。
5年ほど前に行ったときは無料の駐車場がありましたが、2020年の夏に行ったときは無料駐車場は閉鎖されており、有料駐車場だけになっていました。
有料駐車場はかなりの台数が駐車可能に見えましたが、それでも入りきらなくなるくらい混んでいました。
この数年でかなりの人気スポットになってしまったようです。
ちなみに有料駐車場の駐車料金は一日300円と激安でした。
ジョン万ビーチの魅力
続いてジョン万ビーチについてどんな場所なのか、その魅力を紹介させていただきます。
海の美しい生き物が豊富というのももちろんありますが、何より広大なサンゴ礁を安心安全に楽しめるというのが大きな魅力だと思っています。
ジョン万ビーチでは沖合にあるサンゴ礁が波を遮り、干潮時には巨大なタイドプールが形成されます。
水深が浅い場所も多く、事故が起こりづらい環境になっています。
浅瀬でゆったり遊ぶも良し、少し水深のある中心部までいって穏やかな海でたくさんの熱帯魚たちと戯れるのも良しといった感じです。
安全と言っても、もちろんハブクラゲをはじめとした有毒生物がいる可能性はあるため、ラッシュガードやマリンシューズで体の露出は極力減らすようにしましょう。
宝石のような熱帯魚たち
ジョン万ビーチには色とりどりの熱帯の海水魚たちが集まります。
干潮時には浅くなり、大型魚にとっては住みづらい場所になるため、小型の魚たちにとっては外敵の少ない理想の生活場所と化します。
そのため、サンゴ礁ではチョウチョウウオなどの幼魚をはじめ、多くの生き物たちを観察できるんですね。
しかも浅い場所のサンゴも多いため、目の前で感動するほど美しい魚を観察することも可能となります。
それでは少しだけジョン万ビーチのサンゴ礁と生き物をご紹介しましょう。
チョウチョウウオの仲間
サンゴ礁の近くにはチョウチョウウオの仲間が多く生息しています。
上の画像の魚はウミヅキチョウチョウウオとチョウハンという種類のチョウチョウウオです。
2020年8月に行ったときは、他にもトゲチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオ、アミチョウチョウウオ、ヤリカタギ、カガミチョウチョウウオなど多数のチョウチョウウオの仲間を観察することができました。
チョウチョウウオの仲間はサンゴ礁の主役で、美しい色の種類が多く、非常に見ごたえがあります。
スズメダイの仲間
あちこちで見られ、目が覚めるような深い青色の小魚はルリスズメダイといいます。
ジョン万ビーチでサンゴがある場所ならどこにでもいる状態です。
ルリスズメダイをはじめとしたスズメダイの仲間は数多く、デバスズメダイやミスジリュウキュウスズメダイなど、綺麗な色合いのスズメダイたちがあちこちで群れています。
他にもクロスズメダイやヒレナガスズメダイなど種類豊富で、スズメダイたちも観察に事欠きません。
他にもたくさんの美しい魚や生き物たち!
代表的な魚たちを少し上げましたが、他にもジョン万ビーチでは無数の種類の生き物たちが生息しています。
美しいハギの仲間であるツノダシや、クリーナーフィッシュとしても知られるホンソメワケベラなんかは普通に観察することができます。
ジョン万ビーチはアオウミガメの繁殖地としても知られ、運が良ければサンゴの陰で休憩しているアオウミガメに出会えるかもしれません。
まとめ
今回は広大な潮溜まりをもち、安心安全、かつたくさんの海の生き物たちが集まる「海の宝石箱」ジョン万ビーチ(大度海岸)を紹介しました。
沖縄に行く機会があったら、ぜひジョン万ビーチでのシュノーケリングを検討してみてください。
私が沖縄に旅行に行った際に、ジョン万ビーチをはじめとしたサンゴ礁のシュノーケリングで観察した生き物たちはこちらでまとめているので、良かったら参考にしてみてください。
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