【台湾】夜市の名物! エビ釣りに挑戦!
4月に台湾に行った際にエビ釣りをした話をしようと思います。
台湾の夜市(よいち)は、美味しい屋台グルメや活気あふれる雰囲気で有名ですが、その中でも生き物好きが見逃せない、一際ユニークなアトラクションが「エビ釣り」です。
観光客だけでなく、地元の人々にも愛されるこのエビ釣りは、ただ遊ぶだけでなく、釣れたエビをその場ですぐに味わえるという、まさに一石二鳥のエンターテイメントです。今回は、実際に夜市でエビ釣りに挑戦した体験をご紹介します!
1. 活気あふれるエビ釣り場へ
夜市の賑やかな通りを歩いていると、水槽の周りにたくさんの人が集まっている場所が見えてきます。それが、エビ釣り堀です。
私が挑戦したお店では、料金は1回100元(台湾ドル)でした。いくつかお店があり、同じ値段のようでした。これは日本円にして数百円程度です。
水槽の中を覗くと、エビたちが動き回っています。釣りは7本の釣り針がもらえ、全部が切れるまでは釣り放題です。。
2. コツは小さい個体を狙うこと?
釣り竿を渡されますが、餌がついているわけではなく、針をエビにひっかけて釣りあげます。
一見簡単そうに見えますが、これがなかなか奥深いのです。
持ち上げるときに暴れられると簡単に切れてしまう、、、
夢中になって釣り糸を垂らしていると、あっという間に時間が過ぎていきました。
大きいのばっかり狙っていましたが、4匹ほど釣ることができました。
地元の人っぽい隣の人のバケツを見ると、倍くらいの数が釣れていたものの、小さな個体ばかりだったので、糸への負担が少ない小さい個体を狙うというのが数を稼ぐコツなのかもしれません。

3. 釣れたエビは「獲れたて塩焼き」に!
見事釣り上げたエビたちは、全て無駄になることはありません。このエビ釣りの醍醐味は、釣ったエビをその場で全て調理してもらえることです。
スタッフの方に釣果を渡すと、すぐに調理が始まります。調理法はシンプルで、「塩焼き」にしてくれます。
エビは串に刺され、備え付けのバーベキューグリルへ。じっくりと火を通し、表面に塩をパラパラと振るだけ。この待ち時間も、夜市の賑わいの中で、楽しみの一つになります。
火が通り、エビの鮮やかな赤色が浮かび上がると、どう見てもおいしそうです。

4. 最高の新鮮さとシンプルな味わい
焼き上がったエビは、アツアツの状態で袋にいれられ、私の手元にやってきました。
塩焼きは、作りたてのシンプルさが最高の調味料です。新鮮で活きの良いエビは、プリプリとした食感が際立ち、噛むたびに海老本来の甘みが口の中に広がります。余計な味付けがない分、エビの持つ本来の美味しさをストレートに感じることができました。
自分で苦労して釣り上げたエビは、普段食べるエビよりも何倍も美味しく感じられるものです。この達成感と満腹感こそが、エビ釣りが愛され続ける理由でしょう。
夜市でのエビ釣りは、エンタメとしても食としても満足感のある、台湾の文化を体感できる素晴らしい時間でした。

5. まとめ:夜市での特別な思い出
台湾の夜市で見かけるエビ釣りは、ただの遊びではなく、その場の雰囲気を楽しみ、美味しい獲物を手に入れる、一つの「食の冒険」です。
もし台湾の夜市を訪れる機会があれば、ぜひ100元を握りしめて、このユニークなエビ釣りに挑戦してみてください。きっと忘れられない、特別な思い出になるはずです。

